danshokukei

映画 ええやん

『勝手にふるえてろ』

このブログには、映画を見て考えたことを記していく。
今回は、『勝手にふるえてろ』。

※注 以下、書きたいことを書き殴り、暇だったら整えてくつもりなので脈絡や具体や抽象などいろんなものが欠けてます メモ状態

勝手にふるえてろ、新たな『あ、バレてるわ』モノだった。
私が最初に『あ、バレてるわ』を痛烈に知ったのは、たぶん太宰治人間失格。いい子ぶってもその打算は見抜かれているのだということ。最近だとベンチャーは志あるぜ!のキラキラ粉飾というネットの誰かのブログ。まあベンチャーで働いているわけではないけど。つまり、『あ、バレてるわ』系とは、普段皆が大っぴらには言わない・隠されている人間の本質を表現したもの。
今回描かれていた女性とは?それは、まさに「勝手にふるえている」内面と外面の歪みを抱えた女性。
話を戻す。監督、原作者が女性であることにはなんだか納得してしまった。大九明子、綿矢りさ。女性でないと女性の本質はえぐることはできないとは限らないが女性にしかえぐれない部分はある。女性だけではない性質もこの映画にはあったのかもしれないけど。ふつうに男子に聞いてみたい。
↓ああ…てなったところどころ
①視野見と好きな人との昔の思い出を擦り切れるくらい思い返すこと
これなー。視野見でうっほい◯◯君が今私のこと見た!!とか学生時代ようチェックしてたわ。思い出何回も再生するのもわかる。飴玉を舐めるのと感覚似てる。甘い、でもすり減っていく。
②他人と関わろうと「魔がさす」
おばちゃんにありがとうって言うシーン。わかる。基本コミュ障でたっのしーあつまりにファック!!!ていうようなタイプでもなんか寂しかったりつまんなかったりする思いを抱えたときに急にコミュニケートに手を出したりするんよな。わかる。
③自然でいられる人
ニと一緒にいるときのよしか。デートのときもそうだが特に他の人と飲み会してたときのよしかの自然な笑顔よ、前の飲み会ではファックゆいながら死にそうな顔してたのに。

映画の予告編で邦画でよくある美男美女主体のラブコメ流れてたけど、大人になってくるともう恋愛関係だけしか描かれてないと物足りなくなっちゃうんだよなとの思いを新たにしたり。

てか、最後のキスシーンは最高だった。。